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執筆者の写真iso:R

PULSAR Muとゲインステージング


いきなりですが、厳密に言うとゲインステージングというよりはアナログシミュレート系プラグインにおけるインプットレベルのお話。






アナログシミュレート系プラグインとインプット


僕の制作スタイルはmac内部完結です。

なので本来的な意味でのゲインステージングはあまり気にしていません。


ですが、唯一気を付けているのはアナログシミュレート系プラグインのインプットレベルです。

僕はマスタリングの最初の段階でShadow Hills Mastering Compressor Class APULSAR Muで軽くコンプすることが多いのですが、コイツらへのインプットはしっかりと管理しています。


アナログシミュレート系プラグインはインプットレベルに対する挙動もシミュレートされているので、極端な過大入力をすると想定以上の歪みが発生することになります。

なのでここだけは気を付けましょう。

(もちろん明確な狙いがあるのなら突っ込んだって良いと思います。)






実践


特にPULSAR Muを使う場合なのですが、僕のmixのやり方だとマスターバスに入る段階でレベルがデカすぎてMuでインプット絞っても結構リダクションされてしまうんですよね。


↓Muにはちゃんとインプットゲインのノブがあります

なのでMuの前にabletonのUtilityを刺してGainを下げています。

これによって過剰な歪みにならないよう配慮しているわけです。
















特にマニュアルに記載がなければ-18dBFS=0VUが基準レベルだろうと思われます。

なのでVUを見ながらUtilityでゲインを下げてやります。


フリーのVUプラグインだとmvMeter2がオススメです。

左上のreference levelを-18に設定して、適度に針が触れるようにUtilityでゲインを操作しましょう。まあそんな神経質にならなくても良いとは思いますが。






まとめ


DAW内部完結スタイルなら、あんまりゲインステージングは気にしなくて良い。

が、アナログシミュレート系プラグインには適切なインプットレベルがあるから気をつけよう。


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