DTM初心者にオススメの作業効率化Tips
- iso:R
- 2020年11月14日
- 読了時間: 3分

作曲、トラックメイクを始めたけどなかなか曲が完成しないな…
曲作りって時間がかかるな…
という悩みに僕なりの解決策をお答えします。
目次
①マインド編
⑴完璧主義をやめる
⑵締め切りの設定、宣言
⑶中間目標を設定
②準備編
⑴完成チェックリストを作る
⑵DAWのテンプレを作る
⑶ブラウザ、サンプル、プリセットの整理
⑷選択肢を制限する
③一人ブレインストーミング編
⑴Loopcloud
⑵RhyGenerator
①マインド編
⑴完璧主義をやめる
経験上自分の曲に100%満足することはあり得ません。
曲が完成した時、レーベルにマスターを提出した時、リリースした時、あらゆる段階で「〜のほうが良かったかな?」という思いは生まれます。
キリがないので「完璧なんてあり得ないし〜」と気楽な気持ちで作りましょう。80%でOKです。
⑵締め切りの設定、宣言
終わりを決めないといつまでもダラダラと「修正」という名の作業を続けてしまいます。
「この修正点は次の曲に生かそう!」がオススメです。
また、締め切りをSNSで宣言しちゃうのがいいと思います。みんなに監視してもらいましょう笑
⑶中間目標を設定
「○日○時までにビートを組む」「○日○時までにミックス、マスタリング」といった中間目標を立てましょう。
こちらも途中経過をSNSでアップしていくのがオススメです。所謂WIP動画ですね。スマホでとったザックリのヤツで十分です。
②準備編
⑴完成チェックリストを作る
上記マインド編にも通じますが、ゴールをしっかり決めておくことです。
僕は下記をクリアできてればOKとしています。
・キャッチーか
・体を動かしたくなるか
・何度も聴きたいか
・ミックス/マスタリングに9割満足できるか
・マスターに不備はないか (ファイル形式は合ってる?クリ ップしていない?)
⑵DAWのテンプレを作る
新曲に着手する度に「ドラムのトラックを作って〜サンプラーを立ち上げて〜サンプルを読み込んで〜」などといったやり方は時間の無駄です。
テンプレートを作成し、DAWを立ち上げたら即作業開始できるようにしましょう。
僕の場合はBPM=174、Drum、Bass、Synthのトラック、バスを配置済み、Bassのバスには必要なプラグインが刺さっている、マスターにメーター系のプラグインが刺さっている…という状態で立ち上がります。
Abletonでのテンプレ作りについては後日別記事か動画を出すつもりです。
⑶ブラウザ、サンプル、プリセットの整理
サンプルやプリセット、DAW内のブラウザは定期的に整理して「探す時間」を減らしましょう。
曲作りに必要以上に時間がかかってしまう原因は「探す時間」「悩む時間」だと思います。
⑷選択肢を制限する
トラック数や使用するプラグインの数を制限しましょう。
「この曲は30トラックまで!」と言った自分ルールを決めてゲーム感覚で作ると早いです。
「今回はこのサンプルパックからしか使わない。このシンセしか使わない」みたいに制限するのも良いと思います。
真面目な人ほどHDD内の全てのキックを試聴するような行為をしがちですが、やめましょう。
使用頻度の低いプラグインやサンプルは定期的に捨てましょう。思い切ってアンインストールです。
これも「悩む時間」を減らす工夫です。
③一人ブレインストーミング編
コラボ曲は制作の進行がスムーズな傾向があります。
相手のアイディアに触発されて自分の想像力が刺激されるからだと思います。
「おぉ!そう来たか…じゃぁ俺はこうだ!」みたいな。
一人で作っているとそうは行きませんね。
ならソロ制作においても「おぉ、そう来たか!」を作り出してしまいましょう。
以下のツールがオススメです。
⑴Loopcloud
Loopmastersのクラウド上のサンプルもHDD上のサンプルもシームレスに検索、ブラウズできます。
またサンプルはDAWに同期した状態で、かつキーも合わせて視聴できます。
検索を使いこなせばloopcloudが意外性な選択肢を提示してくれます。
⑵RhyGenerator
ユークリディアンリズムシーケンサーです。
自分では思いつかないようなパターンをランダムな感じで生み出してくれます。
簡単な説明動画を作りました。
まとめ
曲作りのスピードを上げるには、非完璧主義、万全の準備、意外性の3点が大切です。
ありがとうございました!
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