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「Ableton Liveの使い方」 テンプレート編



先日書いた「DTM初心者にオススメの作業効率化Tips」という記事の中で「DAWのテンプレートを作るべき」と書きました。

今回はAbleton liveでテンプレートを作る具体的な方法を解説します。



目次

①プロジェクト編

⑴BPMを設定

⑵トラック、バスを配置

⑶プレビュースイッチのオン / オフやFoldを設定


②トラック編

⑴デフォルトオーディオトラック

⑵デフォルトMIDIトラック


③補足

⑴バリエーション

⑵定期的に更新しよう




動画で説明しました

文章では伝わりにくい内容ですので動画を用意しました。

↓こちらからどうぞ




とは言え…

以下に補足的な

テキストもあります↓




①プロジェクト編


⑴BPMを設定

・制作ジャンルに応じてBPMを設定しておきましょう。

今の僕はBPM=174で始めます。


⑵トラック、バスを配置

・必ず使用するトラックやバスを予め設置しましょう。

・(オプション)プリマスタートラックを配置。

・リファレンス用のトラックも配置。出力をExt. Outに設定してマスターバスを迂回します。

これはマスタリング済みのリファレンスにマスターバスのエフェクトがかかることを避け避けるための措置です。


⑶プレビュースイッチのオン / オフやFoldを設定

MIDIクリップを作って開きましょう。

・プレビュースイッチのオン / オフ

ピアノロールにnoteを置いた際に音が鳴るかどうかの設定です。ON推奨。

・Fold

ONにすると既に入力した音のみ表示されます。僕はOFFにしています。


設定が完了したら環境設定→File Folder→保存 です!



②トラック編

⑴デフォルトオーディオトラック

・エフェクトを配置する。右クリック→「デフォルトオーディオトラックとして保存」

以降オーディオトラックはこの設定で立ち上がります。

空の状態でトラックが立ち上がって欲しい人はやる必要がないです。

僕はドラッグ&ドロップで読み込むより入らなければ消したほうが早いのでEQだけ挿しています。


⑵デフォルトMIDIトラック

・オーディオトラックと同様です。音源やエフェクトを配置。右クリック→「デフォルトMIDIトラックとして保存」




③補足編

⑴バリエーション

ジャンルに数種類のテンプレを使い分けたいというかもしれません。

しかしAbletonではデフォルトプロジェクトを1つしか保存しておけません。

ですので数パターンのテンプレを使い分けるにはひと手間必要です。

こんな時はブラウザのユーザーライブラリを使いましょう。

ユーザーライブラリの中に「Template」フォルダを作ってこの中に複数のテンプレを入れておくと便利です。


⑵定期的に更新しよう

テンプレを使っていくうちに「こっちの方が便利だな」ってことが出てきますので、その都度アップデートしていきましょう。

制作スタイルは日々変わっていくと思いますので変化に合わせた改善も必要です。

古いスタイルのままのテンプレを使っているとかえって時間がかかってしまいますからね。



以上、工夫して使いやすいテンプレを作ってください!

ありがとうございました!


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